2011年12月27日火曜日

ポンプ

27日・・・ここまで来ると、流石に店内も正月ムードが漂ってますね・・・
最近は来年のカスタム車のことも少し気になっておりまして・・・
やはりベースモデルはFXSにしようかと思っているんですが・・・コンセプトがなかなかまとまらない・・・
ただ人気のある部品をつければいいってもんでもないし、完成した時に何かこう~話のネタになるものが欲しいわけなんですが・・・
もう少し考える時間が必要ですね・・・とりあえずこの写真見て、「あれ?」とか「あ~」とか「あ~ぁ」とか「やっちゃったぁ」とか、なんとなくアルファベット3、4文字並べて名前考えてる方は、古き良き時代に浸っている事でしょう・・・


今日の午後も工場へ・・・それにしてもいい天気が続きますね・・・


今日はオイルポンプ・・・


まずはカムシャフト下のピニオンギアーを外します・・・特殊工具でナットを緩める・・・




ナットを外し、プーラーを使ってピニオンギアーを取り外す・・・


後はスペーサーとドライブギアー・・・


位置決めのキーも・・・無くさないように・・・


ポンプ側のドライブギアのクリップを外しておく・・・最近目が悪いせいか、よく見えない・・・



これでケース側はおしまい・・・あとはポンプ本体・・・
まずは邪魔なプレッシャースイッチを外し・・・



本体を止めているスクリューを外していく・・・



まずはポンプカバーのボルトを先に外す・・・


ベリベリとめくっていく・・・


次はホンプ本体のスクリューを外し・・・



ケース本体からポンプを取り外す・・・



ポンプのドライブシャフトも一緒に・・・

後はケースに残ったギアとキーを取り出せばおしまい・・・



当時、この頃の年式のハーレーは製品的にとても仕上げが悪かったと聞いている・・・
資金繰りの問題なのか、生産工場のマネージメントの問題なのか・・・
今回のケースもご覧のとおり・・・
ケースを作ってスリーブを打ち込んだ後に、ドライブギアに接触するところを手作業で削り取った跡・・・


切削工具があっちこっちに飛びまくったのでしょうか・・・ケースの中は傷だらけ・・・
確かにギアにあたらなければ支障はないが、何ともお粗末な仕上げの時代・・・
こういう時代に日本の職人さんはいろいろと知恵を絞ったことでしょう・・・


これであとはケースを割るだけ・・・
今日の成果・・・


来年はこういった細かな部品を一個ずつ仕上げていくんですね・・・楽しみですね・・・

さて、こちらは仕上げ終わったFLH・・・
2012年ニューモデルとでも言うのでしょうか・・・
もうすでにご存じの方も多いと思いますが・・・
「もんきー」・・・です・・・MON-DAVIですって・・・


まあ、だから何!という訳でもないんですが・・・1月15日まで飾ってますのでご興味ある方は是非ご覧ください・・・
29日は大掃除やってますけど、お店開けてるのでお暇な方は遊びに来てください・・・
僕は13時ころには、ちょうど工場でクランクケース割ってると思います・・・
さあ、明後日は年内最後のブログです・・・
お楽しみに・・・









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