2017年10月30日月曜日

乗れない時

先週の土曜日

仕事を早く切り上げてショベルヘッド愛好家の皆様と食事会

昔話やら今後の話やら、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました

お誘い頂きありがとうございました

と、

そこに現れた一人のおんなおとこ

もとH-Dディーラーに勤務していたO田君

サービスフロント、メカニック、デリバリー、車両販売、用品販売などなど

当時業界では珍しかったマルチプレイヤー

今は浦和で

「ばかぁ~」

「もぉ~」

「ばかぁ~」と、

筋肉ピクピクさせながら夜な夜な盛り上がっているようで

第二の人生を満喫しているご様子



浦和に行ったら是非『立ち飲みしゅらん』と言うお店を訪れてみて下さい

なかなかゾクゾクする楽しい空間です

さて

こちらは通勤用の72FLH

ここ最近スタートボタンを押してもエンジンが掛からない



原因はこのリレー

純正部品も最近ではあまりあてにならないかな


部品を交換して調子よくなったFLH、この日は少し遠回りして帰ることに



こちら


車検を取ったK田君のFLHの磨き作業

ショベルに乗り始めた方々からよくある質問

「増し締めしようと思うけどどこが緩みやすいのか」と

残念ながら僕にもわからない

緩んでいる箇所を早めに見つけるには磨くのが一番


ウエスを当てながら押したり引いたり握ってみたり

カチャカチャ音の出る場所や左右の角度が変わっている所を見つけたら早めに締めておくこと


雨で乗れない時はこういう時間がとても大事なビンテージモデル


磨きが終わるといつも決まってやること

3歩さがってじっくり眺める

いつになってもこの鈍い光がたまらなく好き



こちらセカンドセールスマンK田のショベル

フライホイールの振れの確認

基準値内なので今回はこのまま



K田の代わりに磨いておいたロッカーボックス

良い感じ



年内にはエンジンくらい仕上げておこう

ではまた

Shino

2017年10月23日月曜日

雨の東北

先週末は休みをもらい岩手県へ

爺様の一周忌と婆様の三回忌に参列

ここは今年の6月にK田と訪れた水沢江刺と言う場所

稲刈りも終わり静まり返った田園風景



K田と一泊二日で旅をしたときの想いでの写真を部屋に飾っていてくれた

夏になったら今度はショベルでのんびりと走りに来てみたい



日曜日は朝から本家のある花巻市へ移動

台風の影響でこの日も雨


時間が空いたので来年からのビジネスプランを一人考える



雨が降っていなければ子どもと一緒に田んぼでドジョウ探しでもやろうかと思っていたが今回は残念


爺様の家で暮らしているクララと言う犬

人懐っこい


法事とは言え親戚一同が集まると昔話に花が咲く

やっぱり田舎はいい


東京に戻り本日は快晴



車検整備で入庫しているFLH

バッテリーの交換作業



XL用の小型バッテリーを使用していたようで隙間を埋めるための木材がいっぱい



リアシリンダーのロッカーボックスからの油漏れ

来年あたりオーバーホールしましょう



バッテリートレーのロアカバーに使用していたスクリュー

形の異なるものをそのまま使うと純正バッテリーが入らなくなる

こんなちょっとした手直しで時間が掛かるのがビンテージの修理



新品のバッテリーと磨いたカバーを付けて終了



こちら近所の古いバイク屋さん

昔から狙ってる一台のバイク







昭和40年 1965年生まれのHONDA スーパーカブ C100

来年からの足代わりに丁度いいレトロなデザインのOHVエンジン

迷い続けてはや5年

来年の春まで残ってたら手に入れて仕上げてみようかな



今週末も残念ながらお天気ダメですね、ゆっくりコーヒーでも飲みに来て下さいね

ではまた

Shino

2017年10月15日日曜日

日本製

雨が続きますね

明日の日曜日は朝から台湾のハーレーライダーが団体でお店に来るらしい

古いモデルのデモが見たいというので急遽JDのメンテナンスをする事に

相変わらず調子の良いJD

バッテリー充電とガソリン入れただけですぐ始動

ブルスカ以来でしょうかね

いつ聴いても心地よい乾いた良い音



こちら

FACEBOOKでも投稿したショベルヘッドのシリンダー

K田のエンジン

数年間雨ざらしの為シリンダー内は錆だらけ

所々引っかき傷もある

オーバーサイズのピストンを組む為ボーリングしてボアを広げる

今までは外注作業でお願いしていたが今回からは自分でやってみる事に



新しく用意したピストン

標準に比べると

0.030in(0.0762mm)大きいサイズ

普段は0.020位のサイズで仕上げるが、今回のシリンダーは内壁の状態が酷いのでだいぶ掘り直さないとダメ



測定器具

こういう物は使い慣れた自分のが一番

とても高価で精密な器具



A教授が時間を掛けて準備してくれたボーリングマシーン

年数が経過していてもやはり日本製は素晴らしい動き



今では貴重な機械

シリンダーの掘り加減よりこの機械の動きが気になる



掘っては測定、掘っては測定の繰り返し


専用ツールの数々


数値を計算しながら1/1000の誤差を修正していく


楽しい

実に楽しい



ホーニングも終えて前後とも基準値通りの仕上がり

K田のショベル

まだまだやる事はたくさん

ではまた

Shino

2017年10月13日金曜日

子供

先週の週末

この日は上の子の運動会

朝から家族そろって応援に行く事に

場所は僕の母校でもある○○学園、昔は○○小学校と○○中学校

今は9年制の小中一貫校になってる



同じ日の午後、下の子はサッカーの練習

天気も良いのでグラウンドまでFLHで送り迎え



なんともノンビリとした一日

30代の頃に比べれば随分と子供との時間も作れるようになってきた

今しかつくれない大切な時間ですね



次の日はいつもの通り仕事

朝から遊びに来てくれたS井さんのFLHとツーショット

同じ72年



こちらは珍しいお客様

79年 FLH S/C

調子はとてもよさそう、もちろん陸友から出た車両



定休日

たまには少し遠くまで走ってみようと朝からFLHに跨る



湾岸線から東金方面へ

九十九里手前でカラカラと何やら異音

スポークでも折れたかと思って覗いてみるとハブのカバーが割れて外れてた

うるさいのでひとまずテープで固定



せっかくなので近くにあるお師匠さん家で修理させてもらおうと、そのまま外房を南下する

30分後

到着

予想通り

居ない

電話してみると、やっぱり釣りに行ってたらしい


翌日、外れたカバーの修理



ホントはこんな感じでくっついている



厚みが違う2種類の金属

溶接だとカバーに穴あきそうなので、いつものロウ付けで修理



熱で青く変色した部分を磨き落とす



組み付ければ元通り



最近スターターの回りが悪くなってきたこのFLH

少し修理が続きそうな予感

ではまた

Shino