こんにちは・・・
まぁ~た、壊れた・・・僕の73年・・・
今度はウインカー・・・
以前から接触が悪いような感じだったんですが、ついに左側がな~んにも反応しなくなった・・・
まぁ大した修理ではないんですが、一言でウインカーが点滅しないといってもいろいろな症状がありまして・・・
① 4個あるうちの1個だけ無反応・・・
② 片側前後とも無反応・・・
③ 4個全部無反応・・・
④ 全部点くけど点滅しない・・・
⑤ ウインカーは点かないけどハザードの回路は正常に作動する・・・
⑥ 巡航時の車線変更の時は点く・・・
などなど・・・
故障するヵ所は・・・
① バルブ切れ・・・
② ウインカースイッチの故障・・・
③ リレーの故障・・・
④ 回路の断線・・・
⑤ 充電系統の故障・・・
などなど・・・
今回の症状は・・・②・・・
当時のままのFLなのでハザードの回路もありますが、こちらは問題なく作動する・・・と言うことは球切れではなさそう・・・
まずはスイッチを疑ってみる事に・・・
4本のスクリューを外して中のスイッチを調べます・・・
紫と緑色の配線がきている部分がウインカースイッチ・・・
ボタンを押しても無反応なので・・・
マイナスドライバーの先などで直接接点をつないでみる事に・・・
すると・・・正常に左のウインカーが点いた・・・
と言うことは・・・②のスイッチの故障・・・
これは簡単・・・
この頃のスイッチは中の接点が非常に小さく、すぐにダメになる・・・
今回はスイッチの交換だけですが、リレーなどを使ってもう一つ別の回路を作ってあげると長持ちする・・・
予備で持ってた中古のスイッチ・・・まだ使えるのでこちらに交換・・・
ハンダを付け直して、ハウジングを元通りに・・・
電源入れてスイッチを押すと正常に動くようになった・・・
これでもう後ろの人に怒られることは無いでしょう・・・
さて、僕の73年はどうでもいいので、レストア中の81年へ・・・
今回はフレームから仕上げます・・・
油汚れを取って、添い寝できるほど綺麗になったフレーム・・・
補修した後の塗装の剥がれが気になるので、錆びてる部分は磨いておきます・・・
やらないよりはやったほうがいい・・・と言う程度です・・・
ペーパーなどで塗装面との段差をなくしておきます・・・
次にコーションラベルのマスキング・・・
これを剥がしてしまうとなんかオリジナルっぽくないので、そのままの形で残します・・・
割れてるラインと同じようにマスキングテープをカットしておきます・・・
ステアリングヘッドのカップ部分やスイングアームのピボット部分にもマスキングをして準備OK・・・
同じ塗料を使って塗り直す物を準備しておきます・・・
ベアリングの取り外しや油汚れの掃除です・・・
トランスミッションのベースプレート・・・
クランクケースのロアガード・・・
バッテリートレー・・・
トリプルツリーの上下・・・ロア側のベアリングのインナーレース・・・噛り付いてなかなか外せませんでした・・・
スクレッパーで砂利を取り除いてから、洗浄台へ・・・
油汚れを取るとなおさら補修したくなる・・・
最後にブラストかけて、下準備していざ塗装・・・
塗装用の小部屋へ・・・半日ペインターです・・・
そして・・・もろもろ完成・・・
3日程たって表面の硬化が完全に終わったらマスキングを剥がして磨き処理・・・
スイングアームもできました・・・
トリプルツリーも・・・
さて・・・
次はフロントフォークのオーバーホールとホイールの補修ですね・・・
明日は天気も下り坂とか・・・
レストアの作業も進む予感・・・
ではまた次回・・・
お疲れ様でした・・・
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佐藤 忍
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