ダルマ

さぁ～て・・・今夜もいっちょやりますか・・・

細かな部品が行方不明なので２時間くらい探しては、３０分組み付けといったサイクルです・・・
ここ最近は、ずいぶんとハーレーらしいシルエットになってきてやりがいを感じております・・・

ボルトを合わせながら組み付けるのも結構な根気のいる作業ですね・・・

パーツカタログを眺めて長さを確認しては、複数の部品と合わせて仮組を繰り返す毎日・・・

まぁ、そんなこともレストアの楽しいところでしょうか・・・

そして本日もブレーキ周り・・・ペダルを取り付けます・・・

ペダルの下にある溶接跡・・・へぇ～なるほど・・・理由は後程・・・

マスターシリンダーを取り付けます・・・みんなダルマって呼んでましたかねぇ・・・
ダルマに見えますかねぇ？・・・まぁいいっか・・・

ブーツをはめて・・・んっ・・・これ後期のじゃないの・・・まぁいいでしょ・・・

いろんなプレートごっそりつけます・・・
１本のボルトで４個の部品共締め・・・組みにくいったら、ありゃしない・・・

さっきの溶接跡ですが、ペダルの位置を調整していたのでしょうか・・・

この真ん中のプレートが、ペダルの遊びを調整するための物・・・
前側が長穴になっていて一番低いところに合わせると遊びが少ない状態になる・・・

僕が見る限り、このアジャスト用のプレート・・・ん～ダメでしょう・・・固定しきれない・・・
理由はココ・・・接触部分・・・

ブレーキを離すとペダルがプレートに接触して止まります・・・今は溶接部分が当たってます・・・

ペダルから足を外す度にハンマーでたたいたような衝撃があるんですねぇ・・・金属同士ですから・・・

でもって・・・これが繰り返されるとアジャストプレートが少しずつズレていきます・・・
気が付くと、ブレーキペダルが真上を向いてることも・・・
遊びも多くなるし・・・

そこで！・・・最初からアジャスト用のプレートは一番高い位置（それ以上動かない所）で固定して、金属を溶接した分でペダルを前方向に調整する・・・このペダルで７ｍｍ位の金属を盛ってます・・・

あまり前に移動しすぎると、ブレーキを引きずることになるのでほどほどに・・・
と言ったところでしょうか・・・

組めばこんなもんですけど・・・

ピストンとロッドの距離もちょうどいい、無駄な遊びがない感じ・・・

もう一台の７３年は勿論こんなことしていないのでパッドの部分で測ると前後に３ｃｍくらい遊びありますね・・・今度同じように金属足しておこうかな・・・

古い車両を触るとこんな部分がちらほらあってなかなか面白い・・・

あとは、フロントのブレーキレバーを取り付けてみたり・・・

いいですね・・・このピーンッとはねた感じのレバー・・・指のかかりは無茶苦茶遠いんですがやっぱカッコいい・・・

それからぁ・・・あ～また部品探しかな・・・

次回は、チェーンでも張りますかね・・・あるもんですね・・・末尾‐１５ですよ・・・

雨の中走るとすぐダメになるチェーンですが、まぁせっかくの純正なので・・・

それではまた次回、お楽しみに・・・お疲れ様です・・・


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