2017年4月28日金曜日

大人の時間

3月末の閉店後、夜な夜な集まるビンテージ好きのみなさま

 

品川埠頭の穴場まで2時間ほどちょっと散歩

レインボーブリッジをバックに記念撮影

 

こういう時間は大人になってもやめられないのであります
 
 

また行きましょう

さて、今日はこの子の治療から

O原さんのFXE

先週リアブレーキが張り付いてしまいまして

 

マスターシリンダーのポート部分にゴミが詰まってしまったようで



早速取り外して分解作業



フルードが溜まる部分はそれほどでもないようですが

 

シリンダー内部には

 

細かなゴミがたくさん

洗っても洗ってもしばらく出てくる

 

こちらピストンカップ

比較的新しいようで損傷もなく柔軟性も残っているのでそのまま再利用

 

スプリング、カップ、ピストン、ワッシャーの順に組み付けてクリップで固定

ブレーキフルード又は専用グリスを付ける事を忘れずに



ブレーキラインのフィッティング部分

前回組んだ時に巻いたと思われるシールテープ

この辺りのゴミが良からぬ詰まりを生む時もありまして

念入りに除去

 

マスターシリンダーを車体に戻してエア抜き

 

 

次はキャリパーの点検

 

ピストンの動きを確認

ブレーキを掛けた時に出る量と戻る量が大事

出っぱなしはだめ

 



グリスを塗り直して組み付け

 

次はイグニッションスイッチの交換

 

バッテリー、イグニッション、ライト

それぞれの端子を外して付け替え

 

70年代のメイドインジャパン

 

失火時にでるバックファイヤーに似た症状が続いているこのFXE

各部点検修理を繰り返して最後に残ったのがこのスイッチ



新品と比べ抵抗値に差がすこし



電気系統のトラブルは見えないだけあってなかなか厄介

でもこれ一つで音もリズムも変わる



ひとまずO原さんのFXEはこれにて終了

でもってまたまたマスターシリンダー

これは68FLHのもの



ゴミと言うよりカビまみれ

腐ってる

 

 

何年もののフルードでしょうか

 

クリップを外してもピクリとも動かないピストン

ひっぱってもダメ

 

引いてダメなら押してみる

押したら更に中に入っちゃう

 

慌てずエアで加圧

出てきたピストン

O原さんのFXEと違いこちらはリペアキットをオーダーして交換が必要



今日の所はこんな感じでしょうか

ではまた

Shino
   

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