2017年4月24日月曜日

昔の仕組み

今日はターンシグナルの端子修理から

 

現在はオスメスのソケット式が多いなか

当時はこんな感じだったようで

 

スライドさせて

 

はめるだけ

 

普通なら現行のものに変えてしまった方が安心ですが

何となくこういう作りのものは残してみたくなるわけで

 

さっそく新しい配線につなぎ直すことに

 

カシメてあって部分を削り落として

 

新しい配線をハンダ付けする

 

保護チューブをかぶせて完成

 

後々、昔はこんなだったんだなぁ…と

少し話しのネタにでもなればよろしいかと

 

組み上げたリアフェンダーを車体に取り付けてひとまず終了

 

新しい部品と交換することも良いことですがヤレた感じが残せるのも修理の楽しいところ

ハンドル周りのスイッチも全部修理

昔からの色褪せたボタンだけを残して中身だけ作り直す

 

こちらは当時のキャブレター

ティロットソン

当時2〜3年程しか採用されていなかったとか

 

状態が悪くリペアパーツが手に入れにくいので今回は70年代に活躍したベンディックスに交換

ティロットソンは時間を見つけて修理しておきますのであとのお楽しみ

 

ベンディックスを取り付ける際に一緒に交換しておかなくてはいけないのがスロットルのスリーブ

 

中にスパイラル状の溝が加工してある

スロットルを回転させた時に中通しのワイヤーを押すのか引くのか…それをこの溝の方向で決める

ティロットソンはスロットルを開けたときワイヤーを押す仕組み

ベンディックスはスロットルを開けたときワイヤーを引く仕組み

 

毎晩2時間

部屋では工具の音だけが鳴り響くのでありました

ではまた

Shino

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