今日はターンシグナルの端子修理から
現在はオスメスのソケット式が多いなか
当時はこんな感じだったようで
スライドさせて
はめるだけ
普通なら現行のものに変えてしまった方が安心ですが
何となくこういう作りのものは残してみたくなるわけで
さっそく新しい配線につなぎ直すことに
カシメてあって部分を削り落として
新しい配線をハンダ付けする
保護チューブをかぶせて完成
後々、昔はこんなだったんだなぁ…と
少し話しのネタにでもなればよろしいかと
組み上げたリアフェンダーを車体に取り付けてひとまず終了
新しい部品と交換することも良いことですがヤレた感じが残せるのも修理の楽しいところ
ハンドル周りのスイッチも全部修理
昔からの色褪せたボタンだけを残して中身だけ作り直す
こちらは当時のキャブレター
ティロットソン
当時2〜3年程しか採用されていなかったとか
状態が悪くリペアパーツが手に入れにくいので今回は70年代に活躍したベンディックスに交換
ティロットソンは時間を見つけて修理しておきますのであとのお楽しみ
ベンディックスを取り付ける際に一緒に交換しておかなくてはいけないのがスロットルのスリーブ
中にスパイラル状の溝が加工してある
スロットルを回転させた時に中通しのワイヤーを押すのか引くのか…それをこの溝の方向で決める
ティロットソンはスロットルを開けたときワイヤーを押す仕組み
ベンディックスはスロットルを開けたときワイヤーを引く仕組み
毎晩2時間
部屋では工具の音だけが鳴り響くのでありました
ではまた
Shino
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