お盆休み・・・連休をいただきましてありがとうございました・・・
お休みの間もいろいろありましたぁ・・・
やはり毎日家族サービスが中心ですが・・・
初日の花火・・・
今回は東京湾の花火大会を見に行きまして・・・
頼もしい我が長男・・・前で立ち上がっているカップルに向かって一言・・・「見えなぁ~い!」っと・・・
3歳の男の子の勇敢な一言に、周りからは拍手喝采・・・隣の人にお菓子までもらって大喜び・・・
毎日毎日、あっちに行く・・・こっちに行くと、もう大変・・・
恐竜展・・・残念ながら、骨にはあまり興味はなかったようです・・・失敗、まだ早かった・・・
他にもいろいろと行きましたが、最終日は自転車の練習・・・未来のハーレーライダー育成です・・・
そして、僕のハーレーライフは・・・
かろうじて・・・洗車・・・
良い休日でした・・・
さて、お待たせしているFLH・・・今夜は少々ミステリアスに・・・
廃車手続きをしているので改めて新規登録をする予定だったのですが・・・ここへ来て大きな問題が・・・
頭の中で「Xファイル」のテーマ曲でも流しながら読んでいただくといいかと・・・
では・・・
完成したFLH・・・登録をするために通常であればそのまま車検場へ行って検査ラインを通して完了ですが、ちょっと気になることがありまして・・・
これです・・・
この当時のFLHのフレームに打刻してあるVIN・Noは3Gから始まってH9(1979年式)で終わるNoのはず・・・
そして、エンジンナンバーも同じマッチング・・・のはずが・・・
・・・・・違う・・・・・
なぜか14から始まる10桁の数字・・・
一般的にこのマッチングはあり得ない・・・しかし以前の車検証や廃車証明書の原動機型式は3Gの記載・・・
・・・・・もしかして載せ替えてあるのか?・・・・・いやいや、そんなハズは無い・・・
物は試しで、このマッチングのまま登録が可能かどうか陸運局に確認すると・・・
もちろん答えは・・・NO・・・
・・・・・なんだこのFLHは・・・・・
廃車証明をもとに古い記録を辿ることに・・・
初年度登録先の足立の陸運局に尋ねると・・・「そこまで古いオートバイの登録資料はもうありませんねぇ」・・・っと、キッパリ・・・
最後に車検が切れたのは20年以上前・・・これ以上、お役所ではどうにもならないか・・・
このままだと最悪の場合、職権打刻・・・しかし、ここまで仕上げたからには、何が何でも避けたいものだ・・・
職権打刻を避けるためにやらなくてはいけないこと・・・
① 3Gから始まるVINと14から始まる10桁の数字が当時正規として販売されていた証明を入手する事・・・
② 10桁の数字の意味を証明できる資料を用意する事・・・
③ このエンジンが1340ccである証明を用意する事・・・
お盆休み前の最終日にこんな厄介な課題がのしかかってきた・・・
関連のありそうな資料を片っ端から見直ししていく・・・
すると・・・
エンジンの項目にある記載が・・・
・・・・・クランクケースナンバー・・・・・
「1479から始まる1340ccの・・・」
と・・・
「179から始まる1200cc・・・」の表記・・・
見つけた!・・・
更に見ていくと・・・後半にも・・・
今度は・・・
1483から始まる数字・・・そして同じように3桁、3桁・・・
USのWEBサイトでクランクケースナンバーを調べると・・・
・・・・・あった!・・・・・
同じような内容のサイトが結構ある・・・
読んでみると・・・
14と言う数字は・・・1340cc・・・1から始まるのは1200cc・・・
79は年式・・・
次の3桁は製造月・・・
最後の3桁は製造ナンバー・・・との事・・・
もっと読み込んでいくと・・・面白いことが・・・
① 「1979年の1月~2月にかけて製造された車両の中にフレームとクランクケースのNoが一致しないものがある」と・・・
② 「当時アメリカ国内でも混乱を招いた為、翌月から同じ打刻に戻した」と・・・
③ 「メーカーから当時サービスニュースが配布された」と・・・
この有力な情報をもとに我々は一路アメリカに向かった・・・TVだと多分こんな流れになる・・・
僕にはそんな時間もお金もないので、あるところに問い合わせることに・・・
・・・・・とうとう見つけた!・・・・・
AMF時代のサービスニュース・・・
それが、これだ・・・
発行された日付は・・・1979年3月2日・・・
タイトルには・・・車体とエンジンのナンバーについてと・・・
確かにあった・・・
「1979年の1月9日から2月7日までに製造された43〇〇〇H9~48〇〇〇H9までの車両について、2ヵ所の打刻は異なる」と・・・
やった!これで証明になると・・・
しかし・・・
喜んだのもつかの間・・・
今回のFLHも48〇〇〇から始まるVINではあるが、残念ながらこのレターの製造期間に当てはまらない・・・この後のVIN・Noだった・・・
このレターに記載されている製造期間以外にもマッチングしていない車体が存在していたのか・・・
またしても謎に包まれたが、ポジティブに考えればスーパープレミアムか・・・
しかし、関連する資料はこれで全て・・・もう用意できるものは何もない・・・
お盆休み中の月曜日・・・
用意できたすべての資料を持って陸運局へ再度向かう・・・
静まり返った小部屋で検査官に1979年当時の販売状況と数字の意味を説明をすることに・・・
別の方法での検査登録ではありましたが、なんとか職権打刻は避けられそうでした・・・
新しい書類を作成して・・・
2012年8月17日・・・検査ラインに向かうことに・・・
車体を下して、ラインへ・・・
コース内は撮影禁止のため画像はありませんが、車体は問題なくOK・・・
そして検査終了・・・
書類を提出し待つこと数十分・・・
20年ぶり・・・無事に車検証が取得できました・・・
よかった・・・
これで誰が所有しても今後の継続検査は問題なく取得できることでしょう・・・
さぁ今月末の点火式に向けて、最後の試乗と調整を行いますか・・・
連休明けの本日はいつもより多めに書かせていただきました・・・
また明日からはネタ切れです・・・どうしよう・・・
それでは皆様、お疲れ様でした・・・
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佐藤 忍
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