ようやく風邪も治りいつも通りテキパキ動けるようになりました・・・
カムシャフトのエンドプレイ用のシムが届いたので早速作業再開・・・
部品の入荷を待っている間2~3別の事を済ませまして・・・
その1・・・
先日のトランスミッションをフレームに載せました・・・
80年代はクラッチワイヤーのサポートブラケットがフレームに溶接されてます・・・
脱着時などミッションを動かせるクリアランスが限られているのでプレートの後側の固定用ボルトは長さを変えておくと楽チン・・・プライマリー側には1インチの細目ボルトを入れておく・・・
ミッションは何時ものようにひとまず仮組・・・
その2・・・
リアのキャリパーブラケットの掃除と組み付け・・・
スイングアームとの固定用ステーも塗りなおしました・・・
その3・・・
お宝の整理・・・
レストアには欠かせないその当時のジャンクボルトたち・・・
溜まった量がこのお店の時代を物語ってます・・・
スチールのバケットに入っているのは70~80年代のボルトナット、グリーンの笊は80年以降・・・
今は殆ど使われていない細目のボルトやナットを仕分けておきます・・・
作業に半日かかりますが、こうしておけば今後のレストアがとてもスムーズにはかどります・・・
値段をつけるなら数十万円分と言ったところでしょうか・・・
さて、待っていたシムが届いたのでカムを組んでしまうことに・・・
カムシャフトのエンドプレイはいつも0.40mm前後で合わせてます・・・マニュアルよりは少し広めにしてます・・・
先日はクリアランスが0.85~0.90mmくらいあったのでシムを交換することにしました・・・
ちょっと広過ぎでした・・・
元のシムより0.35mmほど厚みのあるシムをオーダーしました・・・
あまり気にしない人はこのままポンポン組んでしまうんですが、見ておかなくてはいけない所が・・・
新品のシムをそのまま組むと・・・
こうなる・・・
何が言いたいかと言いますと・・・
カムのマシニング跡が若干テーパーになっているせいで新しいシムがピッタリと着座しない・・・
せっかくサイズを合わせて注文したシムも浮いてる幅の分だけ正確なエンドプレイが取れなくなる・・・
ちょっと分かりにくいかもしれませんが簡単に言いますと、この状態で組んだ場合手でフライホイール回せないくらいキツくなります・・・
そこで・・・
シムの内側を少し面取りしてあげる事に・・・
面取りした方をカム側に向けて組むと・・・
隙間なくピタッとシムが収まる・・・これで正確なクリアランスが測定できる・・・と言う訳・・・
これでケースに収めていきます・・・
新品のシムで組んだエンドプレイは0.45~0.50mmの間くらいでしょうか・・・
これでカム周りはひとまず終了・・・
ちょっと時間が余ったのでガバナのグリスアップと組み付けもやってしまいます・・・
動きもよくなりました・・・
次回はまた塗り物でしょうか・・・
では本日はこの辺で・・・
お疲れ様でした・・・
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佐藤 忍
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